キュウリ 節成り性 飛び節成り性

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キュウリ 節成り性と飛び節成り性

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夏すずみ、1苗は節成り、もう2苗は飛び節成りとなっていますが?

 

 

キュウリにはたくさんの品種がありますが、
それぞれの特性によって、雌花=実のつき方が違います

 

キュウリはツルを伸ばし、節のところに花をつけます。
これはどの品種も同じですが、各節に花芽をつけるタイプのものと、
とびとびに花芽をつけるタイプのものとがあります。

 

では、実の成り方の違いをわかりやすく詳しくご紹介します。

 

 

[キュウリ 節成り性と飛び節成り性]

 

 

■成り方の違い

 

キュウリの成り方には、3つの種類があります。
節成り飛び節成り中間型です。

成り方によって、育てるスペースや育てやすさ、栽培期間などが違います。

 

・節成り性
節成りという名前の通り、節ごとに雌花がつく性質が強いタイプです。

節成り性のキュウリは、品種改良によって生まれた品種のため、
3つのタイプの中で一番育てやすいのが特徴です。

 

親づるの各節に雌花をつけるため、
基本的にはわき芽を伸ばさず、親づるのみを伸ばして育てます。

 

親づるのみに実をつけさせるため、
親づるが伸びた分だけ実をつけることになります。

 

そのため、飛び節成り性の品種に比べると、
最終的な収量は少なくなる傾向にあります。

 

低い位置から雌花をつけ始めるため、
最初の収穫が早くなる傾向にあり、スタートダッシュが効きます。

 

ただし、スタートが早い分、終わりも早いのが節成り性のキュウリです。
暑さに強い品種もありますが、
それでも親づるの頂点まで実がつけば終了になるため、
栽培期間も短めになることが多いです。

 

子づるを伸ばさず、親づるをまっすぐ伸ばすだけなので、
栽培スペースはかなり狭くできるのが利点です。

 

複数の株を育てる場合は、葉と葉が重なって風通しが悪くなると、
うどんこ病などの病気が出やすくなります。

 

いくら省スペースで育てられるからといっても、
株間は十分にとっておく必要があります。

 

ハウス栽培で、限られたスペースで多くのの株数を育てたい場合や、
ベランダ菜園などでできるだけ省スペースで育てたい場合は、
節成り性の品種が向いています。

 

また、ツルの扱いに慣れていない初心者の方も、
節成り性の品種を育ててみるのがお勧めです。

 

 

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節成りは育てやすく短期に収穫できます

 

 

◎節成り性の品種
節成り性の品種には「フリーダム」「北進」「湧泉」などがあります。
園芸店やホームセンターでも手に入れることができる品種が多いのも魅力です。

 

・飛び節成り性
飛び節成り性のタイプは、節成りとは違い、
親づるに花芽がつきにくいのが特徴です。

 

そのため、子づるを発生させて伸ばし、そこに実をつけさせるのですが、
子づるに実をつける時も、節ごとにはつかず、とびとびに花が咲きます。

 

とびとびに花が咲いて実がなるため、飛び節成り性と呼ばれるようになりました。

 

飛び節成り性のキュウリは古くから育てられているタイプで、
いわゆる地這い系のキュウリが飛び節成りの性質を持っています。

 

地這い性のキュウリは、親づるのほとんど花をつけず、
子づるや孫づるに花をつけるため、最初の実を収穫までに時間がかかります。

 

また、親づる1本だけでなく、複数本の子づるや孫づるを伸ばすため、
広い栽培スペースが必要になります。

 

広い栽培スペースに、何本ものツルが伸びる分、葉の数も増えます。
広い範囲の葉にたっぷりと太陽の光を浴びることにより、
作る養分も増え、株の充実具合も上がり美味しいキュウリが収穫できます。

 

株が充実して大きく育っているため、暑さに耐性がつきやすく、
節成り性の品種だと真夏には枯れ始めるところ、
寒さで枯れるまで生育し、実を収穫できることもあります。

 

栽培期間が長くなるため、最終的な収量は節成り性の品種よりも多くなります。
また、地面に這わせるため、風に揺すぶられることが少なくて済みます。
風で実が揺れて傷がつくことも減るため、実の皮が薄いのも特徴的です。

地這い系品種であったのですが、立体的な仕立ても十分できます。

 

ただし、立体仕立ての場合、

複数のツルを這わせるだけの広い範囲が必要となるため、
ネットの設置が必要不可欠になります。
また、実の皮が薄いため、風で動くと傷がつきやすくもなります。

摘芯する場所や、ツルの本数が多く仕立てにコツが必要となるため、
初心者の方よりも中級者以上の方に向いています。

また、広い栽培スペースが必要なので、

十分なスペースをとれる場所がないと、栽培が難しくなります。
キュウリはあまりグリーンカーテンに向かないと言われていますが、
広い範囲を覆うことができるため、飛び節成り性の品種であれば、
カーテンを作ることが可能になります。

 

 

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地這い品種は、暑さに強く、長期間にわたって収穫ができます

 

 

◎飛び節成り性の品種
飛び節成り性の品種には、
夏太郎」「霜知らず地這い」「青長系地這い」などがあります。

 

流通している苗のタグには、「飛び節成り性」と記載されていないことが多いです。
「地這い」と書いてあるものは、ほぼ飛び節成り性なので、
「地這い」という表記を目印に品種選びをすると良いでしょう。

 

・中間型
節成り性と飛び節成り性の間くらいの性質を持つ品種を、

種苗会社では、中間タイプとしています。
中間タイプは、親づるにも子づるにも雌花がつきます。

 

ただし、親づるの毎節ごとに雌花がつくわけではなく、とびとびに雌花がつきます。
おもしろいのが、雌花のついた節からは子づるの発生はなく、
雌花がつかなかった節から子づるが発生します。

 

その子づるを伸ばすと、1節目に必ず雌花が発生します。

ただ、その後はあまり発生がないため、葉を2枚つけたら子づるも摘芯して、
それ以上伸びないように管理します。

 

子づるを摘芯すると、孫づるが発生する場合があります。
孫づるは放任していても構いませんが、
邪魔になるようであれば摘芯しても問題ありません。

 

親づると子づるの両方に実をつけさせるため、
親づるのみに実をつけさせる節成り性の品種より、やや多く収穫できます。

 

環境や育て方によっては、
節成り性と中間タイプの収量は同じくらいになることもあります。

 

雌花のつかなかった場所に子づるが発生するという目印があるため、
ツルの管理は飛び節成り性の品種よりも少し簡単です。

 

発生した子づるも、短いうちに摘芯してしまうため、
飛び節成りほどの栽培スペースは必要ありません。

 

ただ、子づるの葉を残すため、親づると子づるの葉が近くなると、
風通しが悪くなって病気の原因となります。

 

ツルの整理や管理が必要なので、節成り性の品種よりも少し栽培が難しくなります。
初心者の方でも育てられないことはありませんが、
キュウリだけではなく、カボチャやゴーヤなど、
ツル性の野菜を育てた経験のある方は、ツルの管理が理解しやすいと思います。

 

飛び節成り性のものほど、広い敷地は必要ありませんが、
節成り性のものよりは広いスペースが必要になります。

 

子づるはあまり長く残さないため、支柱だけでも育てられますが、
複数の株を並べて育てるのであれば、
ネットを設置した方が一度に誘引できるのでお勧めです。

 

◎中間タイプの品種
Vアーチ」「うま旨キュウリ」「うま旨歯ざわりキュウリ」などがあります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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