キュウリ グリーンカーテン

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キュウリ グリーンカーテン

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キュウリのグリーンカーテンはできるのでしょうか?

 

 

暑い夏、日中の強い日差しを植物を使って遮ることで、
室内の温度を上げないようにするグリーンカーテンが人気です。

 

グリーンカーテンには、基本的にツル性の植物を使うことが多く、
代表的なものでいえば、ゴーヤ、アサガオ、フウセンカズラなどがあります。

 

ツル性の植物であれば、なんでもグリーンカーテンにできそうですが、
実は同じツル性の植物であっても、性質が少しずつ違うため、
グリーンカーテンに適しているものとそうでないものがあります。

 

では、キュウリをグリーンカーテンにすることはできるのでしょうか。

 

 

[キュウリ グリーンカーテン]

 

 

■キュウリのグリーンカーテンは?

 

キュウリはツル性で、ネットや支柱を設置することでツルを絡ませ伸びます。
葉も大きくしっかりとしているので、茂った時には日差しを遮ってくれますし、
鮮やかなグリーンが涼しげです。

 

葉の隙間からキュウリの実がぶら下がっている様子もおもしろそうです。
育った様子を想像する限りは、グリーンカーテンに最適なように思えますが、
実は、そうとは限らないようです。

 

キュウリをグリーンカーテンとして育てるためには、問題点がいくつかあります。

 

・伸びるスピード
キュウリは生育スピードが速くなるまでに少し時間がかかります。
植え付けの適期としては、十分に気温が上がった5月上旬頃になりますが、
その頃に植え付けた後、1ヶ月ほどは少しのんびり育つ印象です。

 

そのため、暑くなる頃までにしっかりと伸ばしておきたい場合は、
少し早めに植え付けた方が得策です。

 

寒さ対策をすることで、早めに植え付けを行っても枯れずに育ちます。
4月中旬~4月下旬頃までに植え付ければ、少し早めに生育スピードに達します。

 

植え付けた後は、ホットキャップをかぶせて寒風を遮ったり、
畝に黒ビニールのマルチを敷いて地温を上げるようにしましょう。

 

・伸びる長さ
キュウリのツルは、長く伸びることには伸びますが、
あまり長く上方に向けて伸ばしておくと、先端まで栄養を送り切ることができません。

 

そのため、あまり高い位置まで伸ばす必要がある場所には、
グリーンカーテンとしては向きません。

 

普通に育てる場合も、ツルを伸ばす長さは支柱の高さまでです。
それ以上は栄養が上がり切らないため、実付きどころか花付きも悪くなります。

 

支柱の長さにもよりますが、だいたい2メートルくらいが限度です。
日本の家の基準として、掃き出し窓はだいたい180cmほどです。

 

最近ではそれよりも高い場合もありますが、
少し前に建てられた一般的なマンションや一般住宅ではそれくらいです。
そこを覆うくらいであれば、キュウリでもカーテンになります。

 

 

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キュウリは、水切れに弱いです

 

 

・落葉
キュウリの葉は、見た目は大きくて厚みがあり、
表面に毛がびっしりと生えているので強そうに見えます。

 

ところが、葉やツル、花、実と、全体的に水分の多いキュウリは、
少し世話をしていないと、葉が枯れることが多い植物です。

 

キュウリを育てる上で水切れは致命的ですが、
すぐに水を与えて養生すれば、その後はまた生育を再開することも多いです。

 

ただ、すでに水切れでカリカリになった葉は戻らないため、
結果として枯れてしまうことになります。

 

また、株元から役割を終えた葉が落葉することも多いです。
実を収穫するだけならば、多少の落葉は問題になりません。

 

ところが、グリーンカーテンとするなら、
落葉してしまっては日差しを遮ることができなくなります。

 

葉1枚が大きい分、なくなると空間が広くあいてしまうので目立ちます。
この点も、グリーンカーテンには不向きです。

 

・バテやすい
キュウリは1株で雄花と雌花の両方をつけます。
普通であれば、受粉させて実をつけさせるのですが、
キュウリは受粉が不要な品種がほとんどです。

 

つまり、受粉しなくても雌花が咲くだけで実をつけることができる野菜なのです。
そのため、特に受粉作業をしていなくても、雌花をつけた分だけどんどん実がなります。

 

実が一日に生長するスピードも早いため、最盛期は次から次へと収穫できるほどです。
植物にとって、花を咲かせて実をつけることは、とても体力のいることです。

 

それを次々と行うわけですから、いくら生育旺盛なキュウリであっても疲れてきます。
8月の一番暑い時期になると、暑さと体力不足で枯れることも多いです。

 

一番暑い時期は、一番グリーンカーテンとして役立ってほしい時期でもあります。
そんな時期に枯れることの多いキュウリなので、
キュウリのみでグリーンカーテンにするには難しい場合があります。

 

・密植に弱い
キュウリは根の生育も旺盛です。
そのため、地植えであっても容器栽培であっても、株間を広めにとる必要があります。

 

プランターでキュウリと別の植物を混植した場合、
根の生育スペースをめぐって喧嘩となり、どちらかの生育が悪くなることがあります。

 

最悪はどちらも枯れてしまう場合もあるため、あまりお勧めはできません。

 

さらにキュウリは、風通しの悪さから病気にかかることが多い野菜です。
症状が出るのは葉が多く、葉に白や茶色、薄い黄色の病斑が出て広がります。

 

そのため、キュウリを複数株育てる場合、密植するのは厳禁となります。
株間を広くあけていたとしても、同じ株から発生するツルとツルが近すぎると、
葉と葉が重なり、風通しが悪くなって病気にかかりやすくなります。

 

グリーンカーテンとして、葉を密に茂らせて日陰を作りたい場合、
キュウリはこれに適していません。

 

葉と葉やツルとツルの間に隙間を作るように仕立て、
完全な日陰ではなく、木漏れ日があるようなカーテンを目指すのであれば、
キュウリもグリーンカーテンとして育てることが可能です。

 

 

■キュウリをグリーンカーテンにするコツ

 

キュウリをグリーンカーテンにするときに問題点を解消するか、
それを分かっていてグリーンカーテンにするのであれば、
キュウリをグリーンカーテンにすることはできます。

 

キュウリをグリーンカーテンとして育てるためのコツはこちらです。

 

1. 早めに植えて十分な長さに生長させる
2. 暑さに強い品種を選ぶ(四葉キュウリなど)
3. 葉が落ちないよう水切れと病気に注意
4. 早くにバテないようにする
5. 株間を広くとっておく
6. 枯れるまで楽しむつもりで育てる

 

キュウリは、とても繊細な野菜なので、
真夏に枯れてしまうのも、病気にかかって枯れてしまうことも、起こります。

 

グリーンカーテンとして育てるための育て方としては、
実を収穫するために育てる時と大差はありません。

 

適切な管理が株を長生きさせるコツなので、気負わずにチャレンジしてみましょう。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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